決まって深夜に

3匹の内の唯一オスのあめは、これまで尿路系の発作で3回も病院行きとなった。発症は決まって深夜になった。ネコ砂のほじくり返しが頻繁になり、まったくおしっこが出なくなる。代わりに血がネコ砂に付く。いつものネコ砂のトイレでは出ないので、あめは、場所が悪いのだと判断する。だから、いろんなところでおしっこをし始める。これが何時間か続き、遂に意識がもうろうとなる。ネットで調べこれはただ事じゃないことを初めて知る。慌てて救急病院に連れて行く。1回目は、麻酔をして、おしっこの出る穴に管を挿入し尿路を開ける緊急処置となった。2回目の発症は早かった。今度は掛かりつけの病院で、下腹部(膀胱)を包むようにギュッとつかむと大量のおしっこが出た。先生から与えるエサを変えるしかないと言われた。

 

エサを変えたら症状は出なくなった。専用のエサを切らせば前兆の頻尿の症状が出はじめる。これに対し、2匹のメスは、エサに関係なくこれまで一度も発症したことはない。前兆すらない。ネットにオスとメスの構造の違いがあるからオスが罹りやすいとあった。